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アスリートの声

アルペンスキー・パラリンピック日本代表 三澤 拓選手

「名言」は無意識に発していた

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 ―ソチのパラリンピックを控えた大事な時期にお時間を頂いて申し訳ございません。
  • 秋以降、日本と海外を往復してのトレーニングを敢行中ということで、
  • かなりお忙しいでしょう?
  •  
 
  • 三澤選手(以下、三) いえいえ。日本に戻った時は、お世話になっている方にちゃんと時間をかけてご挨拶に回ることが、僕の中では大事なことなので大丈夫です。何でも聞いてください。
 

 

 ―ありがとうございます。
  • 早速ですが、三澤選手は、少年時代のドキュメンタリーが2003年に「NHKスペシャル」で放送されて、非常に好評だったようですね。

 

 ええ、そうです。
 ―タイトルが「15歳拓の旅立ち」。内容的には、中学の野球部で義足のエースとしてハンデに向かい合う姿を追うという。
 はい。小中学校では主に野球だったので。去年4月にまた再放送されて、東北の方々を中心に結構反響がありました。
  • まだ復興へ動き始めて間がない頃で、特に困難に負けないで頑張るという部分に対して、「勇気をもらった」とか言っていただけて。うれしかったです。
 
 ―三沢選手は、ブログや、テレビ・雑誌の取材等での言動、あるいは競技シーンを拝見しても、身体のハンデを背負っているという印象は皆無ですが、ご自身の精神力の源とも言うべき名言があるそうですね。
 
 ああ、あれですか。まあ、子供の時からとにかく「負けず嫌い」だったもので。どんなスポーツでも、ハンデの有無なんて関係ない、イメージ通りできるまでやる。
 
何回ダメでもできないなんて思わない。で、そのうちできちゃう。
 
少年時代にテレビのインタビューで無意識に
 「できるかできないかじゃなくて、やるかやらないか」

と口にしたんですよ。その放送を後で視て、「俺いいこと

言ってるなぁ」と(笑)。

 
 それからは事あるごとにこのフレーズを信条として使っています。考えて作った言葉じゃないから自分でも妙にリアリティを感じるんです。
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